Posts by Masumi Isobe

「探探探査」!ーISASバンドによるMVメイキングー

2021年の初め、太陽系科学研究系の村上豪助教は新たな挑戦の準備に取り掛かりました。欧州宇宙機関(ESA)との共同ミッション「BepiColombo」で現在水星に向かって航行している日本の水星磁気圏探査機「みお」のプロジェクトサイエンティストとして、村上は日々重要な任務に追われていました。しかし次の2か月間に計画していた新たなプロジェクトは少し今までと異なっていました。

海外の宇宙ニュース: NASAのジュノー、ガニメデを撮影

6月7日、NASAの木星探査機「ジュノー」が、木星の衛星ガニメデに接近してその姿を2枚の画像にとらえました。私たちは2022年の打ち上げを目指すJUICEというミッションに参加し、欧州宇宙機関(ESA)とともにガニメデやその近くの氷の衛星を探査することになっています。

海外の宇宙ニュース:M型矮星を周回する惑星の環境を解明する

2016年、天文学者たちはおおっと思わせるような発表を行いました。太陽から最も近い恒星であるプロキシマケンタウリを周回している小さな惑星が発見されたのです。惑星の公転の周期はわずか11.2日ですが、太陽に比べてプロキシマケンタウリの方がサイズが小さいことと、それに応じて光度が低いことから、主星(プロキシマケンタウリ)にとても近いこの位置でこそ地球が受けているのと同程度の放射による熱入力を受けている、つまり、この惑星はハビタブルゾーン(生命居住可能領域)に存在していることを意味しました。地球からもっとも近いこの惑星の生命居住可能性に関して、他の懸念はないのでしょうか?

海外の宇宙ニュース:NASAインジェニュイティが飛行に成功!

2021年4月19日、NASAの小型ヘリコプター・インジェニュイティが初めて 火星の上空を飛行しました。このニュースに対するISAS研究者からのコメントを掲載しています。

なぜ火星衛星を探査するのか?

ー「火星衛星探査計画(MMX)で我々はごく小さい衛星を探査しますが、」兵頭龍樹博士は続けます。「これは単に衛星そのものだけについての話でなく、太陽系の物質や火星本体からの物質に関することなのです。」 ーJAXAの火星衛星探査計画 MMX (Martian Moons eXploration)。MMXならではの火星領域への往復旅行について、兵頭龍樹博士にインタビューを行いました。

小惑星サンプル帰還のために必要だったこと

はやぶさ2のカプセルが地球に帰還する2週間前、カルアナ氏は、もしかするとすべてが上手くいかないのではないか、と心配していました。氏はASAの国際担当チームの一員として、来るべき2020年12月6日にオーストラリアに着陸するサンプルリターンカプセルをJAXAが回収できるよう、2020年の後半6か月間はおおよそすべての時間をその調整に費やしていました。