Cosmos

いま、ISASで起きていること

魔の20分?:SLIMが挑む、月面への高精度ピンポイント着陸

小型月着陸実証機、SLIMがまもなく打ち上げられようとしています。SLIMはこれまでの着陸機とどんなところが違い、何を成し遂げようとしているのでしょうか。

魔の20分?:SLIMが挑む、月面への高精度ピンポイント着陸

小型月着陸実証機、SLIMがまもなく打ち上げられようとしています。SLIMはこれまでの着陸機とどんなところが違い、何を成し遂げようとしているのでしょうか。

世界の宇宙ニュース:彗星と小惑星との境目は曖昧になりつつある。

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)は、多くの小惑星が存在する領域にあって「メインベルト彗星」と呼ばれるリード彗星を観測しました。最近の観測により、彗星と小惑星の区別があいまいになってきています。研究者がコメントしました。

世界の宇宙ニュース:フェートンの尾の意外な正体

小惑星フェートン(3200)は地球近傍小惑星としてカテゴライズされていますが、自分のことを彗星だと思い込んでいるようです。ですが、新たな観測により、フェートンの尾の正体が実はダストではなく、主にナトリウムガスであることが明らかになりました。これが意味することは?研究者がコメントしました。

小惑星リュウグウからのサンプルリターン:2023年度までのまとめ

今年3月20日、地球外物質研究グループのキュレーションチームのメンバーは、地球由来の汚染を防ぐために身に着けていた防護服を脱ぎ、宇宙科学探査交流棟でミッションと初期分析チームのリーダーらと合流しました。「はやぶさ2」探査機が小惑星リュウグウのかけらを地球に届けてから2年余りが経過したこの日、全員が揃ってこれまでの成果をまとめて発表しました。

<p style='line-height:1.4'>究極の答えを求めて </br><span style='font-size: 22px; text-transform: none;'>宇宙科学における驚異的な進歩の原動力とは―NASAでの42年を経てジム・グリーン氏が語る</span></p>

究極の答えを求めて
宇宙科学における驚異的な進歩の原動力とは―NASAでの42年を経てジム・グリーン氏が語る

「42年です。42でなければならなかったんです、なぜならそれが答えですから!」 

JUICE: 日本も参加するESA主導ミッション、いよいよ氷衛星へ向けて打ち上げへ

今月、木星氷衛星探査計画 /ガニメデ周回衛星 「JUICE」は、太陽系最大の惑星である木星の氷衛星へと、8年の長きにわたる旅を始めることになっています。JUICEは欧州宇宙機関(ESA)が主導するミッションで、装置開発とサイエンスチームの両方に日本も大きく関わっています。

世界の宇宙ニュース:JUICE、打ち上げ間近!

木星氷衛星探査計画「JUICE」は、2023年4月13日、フランス領ギアナのクールーにある欧州宇宙機関(ESA)の射場から打ち上げられることになっています。ESAが主導するミッションであるJUICEに日本のグループが参加し始めて約10年ーISASの研究者らがコメントしました。

海外の宇宙ニュース:#WEBBWOWの1年

幼いころ体験したようなクリスマスの感動は、大人になって再び味わうことは出来ないと言われます。ですが2021年12月25日に空を見上げていた天文学者たちは、そうは思わなかったでしょう。この日、史上最強の宇宙望遠鏡が打ち上げられようとしていました。

集合場所は「小惑星の影」で:星食観測をリード、吉田二美氏がダボール賞を受賞

DESTINY+ミッションで地上観測を主担当する吉田二美(よしだふみ)氏が、研究者とアマチュア天文家との協力をリードし小惑星フェートン(Phaeton)による恒星掩蔽現象(星食)の観測を成功させたことを評価されて、ホーマー・F・ダボール賞を受賞されました。

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