Cosmos

いま、ISASで起きていること

海外の宇宙ニュース:新たな地球トロヤ群小惑星が確認される

2020年の終わり、地球近傍小惑星「2020 XL5」が発見されました。先月発表された論文では、軌道を解析した結果から、この小惑星が実は地球のトロヤ群小惑星(太陽の周りを地球と同じ周期で回る小惑星)であるということが明らかにされました。 この発見が意味することや今後の探査の展望について、ISASの研究者が語ります。

海外の宇宙ニュース:新たな地球トロヤ群小惑星が確認される

2020年の終わり、地球近傍小惑星「2020 XL5」が発見されました。先月発表された論文では、軌道を解析した結果から、この小惑星が実は地球のトロヤ群小惑星(太陽の周りを地球と同じ周期で回る小惑星)であるということが明らかにされました。 この発見が意味することや今後の探査の展望について、ISASの研究者が語ります。

宇宙に生命を探すということ:生命居住可能天体探査に必要なものとは?微生物学者・鈴木志野、かく語りき。

「生命がどこかにいるのだとすれば、それはまず誕生しなければいけません。」宇宙科学研究所、学際科学研究系の鈴木志野准教授はこのように話します。「よって、どういった惑星環境があれば生命が生み出されるのかを知ることが、地球外生命の発見に必要だということです。つまり、生命の起源の理解と地球外生命探査とは表裏一体なのです。」

LiteBIRDの狙いは宇宙史上最大の膨張の証拠を得ること

今からおよそ138億年前、宇宙は「ビッグバン」と呼ばれる爆発によりその歴史が始まったと考えられています。ビッグバンとは、最初に高温高密度な「火の玉」ができ、それが膨張して宇宙を生み出したことを指します。では、その直前に何があって、火の玉を生み出すことになったのか。それを知ることは難しいとされてきました。その証拠を探査することになるのがISASのミッション、宇宙マイクロ波背景放射偏光観測衛星「LiteBIRD」(ライトバード)で、2027年の打ち上げを目指しています。

深宇宙をともに冒険するために-ハンスイェルク・ディトゥス教授が、宇宙科学研究所賞授賞式で「友人としてつき合うこと」の重要性について語りました

「まず初めに、」ハンスイェルク・ディトゥス博士は宇宙科学研究所賞の授賞式でこのように始めました。「社会的、政治的な変化に屈さない、長い間維持できる、サステナブル(持続的)な協力体制が必要です。これは私生活においては友情と呼ばれるものです。宇宙機関同士であっても、友好関係を築いていくことは私たちの義務と言えます。」

海外の宇宙ニュース: NASAパーカー太陽探査機が太陽大気(コロナ)での「その場」観測を実施

NASAは「人類はついに太陽を触りました」とのリリースを出しました。これは、どういう意味なのでしょうか?私たちの太陽を探査することの重要性について、ISASの研究者がコメントしています。

海外の宇宙ニュース:小惑星イトカワが示唆する、地球の海のもうひとつの起源

岩石惑星たる地球がどのようにして水を得たのかということを理解することは、惑星のハビタビリティがどう実現されるかを理解する上で重要なポイントとなります。 「はやぶさ」初号機が採取して2010年に地球に届けた小惑星イトカワ・サンプルを分析することで発見された、水の新たな起源説とは?

ウェッブ望遠鏡が切り拓く、天文学の新時代

今月、最新の主力宇宙望遠鏡であるジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が打ち上げられました。ISASの国際トップヤングフェロー(ITYF)であるライアン・ラウ博士は、ウェッブ望遠鏡を用いた初期観測プロジェクトの一つを率いています。天文学分野でこれほど待望されたことのない観測装置であるウェッブ望遠鏡について、ラウ博士が期待することを語ります。

海外の宇宙ニュース:米国のディケーダル・サーヴェイASTRO2020がリリース

今年11月、米国国立科学アカデミーはAstro2020と呼ばれるディケーダル・サーヴェイ(10年おきに行われる研究分野動向調査)をリリースしました。この調査が提言する科学目標と今後の活動の焦点について、ISASの研究者からのコメントを紹介します。

海外の宇宙ニュース:NASAのLucy、木星トロヤ群へ向け旅立つ

10月16日、NASAの探査機Lucyが木星トロヤ群の探査に向け旅立ちました。太陽系の外側がどうやって出来たのかという問題は、私たちの地球領域を形作る上でも大きな影響があったと考えられます。生命居住可能な世界を作るには何が必要であるのかというテーマも含め、惑星の進化を理解していく上でどのようなアプローチがあるのでしょうか?ISASの研究者からのコメントです。

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